品物の納め方
皇室の御用達となる品物を納めるときには、代金を受け取って購入してもらうという、普段私たちが買物の形で行っているような納入と、代金は受け取らずに品物を差し上げるという性質の献上とがあります。
一般的に皇室の御用達という認識がされているのは、納入の形であり、皇室の御用達というブランドを名乗ることができるのも、この納入している業者が多いようです。
皇室の御用達という制度がなくなった現在でも、皇室に品物を納入するときには、厳しい審査があることは理解できると思われます。
では、献上を行う業者は、代金をもらわずに品物を差し上げるのだから、どのような業者でも簡単に行えるのかというと、実はそういうわけではありません。
皇室の御用達の制度があった当時のように厳しい審査ではありませんが、献上を行う業者に関しても、納入を行う業者と同じように細かく調査が行われ、審査に通らなければ、献上を行うことはできません。
皇室では、納入された品物であっても、献上された品物であっても、1つの品物をとても大切にご使用になられ、もう使えないという段階になるまでご使用になられるそうです。
そのように1つの品物について丁寧な考えを持たれている皇室に、献上であるからといって、次から次へと品物が送り込まれたのでは、大変なことになるのが想像できます。
皇室で祝賀行事があるからということで、献上を行う業者も多くいるそうですが、そのうち多くの業者が審査に通らず、品物を返されてしまうほどなのだそうです。
審査では、戦前、その業者で働いている社員の思想から病歴までを本当に細かく調査するような内容のものだったのだそうですが、現在はそのような内容ではないそうです。
それでも、企業の経営状況や、保健所を通じての健康調査などは必須になっているそうですので、献上だからとか納入だからというその方法に関わらず、審査は厳しいものと考えておくほうが妥当だと思われます。
- 家を買う!妻とのケンカを乗りこえて
男は「将来と過去」、けれど女は「今」が大事
- 働き盛りのビジネスマンを襲う 本当に怖い病気
口内炎が繰り返しできたら要注意!「舌がんリスク」はこんなに高まっていた
